「Fingers crossed」

彼は今、空に浮かぶ巨大な『何か』の中枢にいました。
彼は彼女が目覚める事を素直に喜んでいました。
イレギュラーで生まれたとしてもその為に生まれたのだから。
でも彼女はそんな事を望んでないと言いました。
彼は非常に複雑な気持ちでしたが彼女がそう望むなら今までの日常を取り戻してあげようと思いました。
だから彼は今こうして『何か』の中枢に立って、
日常を妨げるこれを壊そうとしています。

彼の姿を見なくなってからどのくらい経っただろうか。
空に浮かんでいた巨大な何かはいつの間にやら姿を消し、
以前の退屈な日常が戻ってきました。
この日常はまだまだ終わりそうも無いので彼が帰ってくるのを気長に待っていようと思う




〈和訳〉

彼は暗闇の中央に立っていた。
彼は真実を知っていたが、
彼女が泣いていたから
命を懸けて暗闇を振り払う。

エラーとしての命
バグとして生まれた
意味の無い命
生まれたのはきっと
彼女の為なんだろう

希望に満ち溢れた絶望
彼女達を救いに来たのは知ってるが
お前は彼女の日常を壊してしまった。
彼女は今、笑う事が出来ないんだ。

彼女が生きる意味を与えてくれたから、
喜んで犠牲になろう。

暗闇よ、例えお前が救済であったとしても
お前はここに居るべきではないんだ。彼女が泣いてる。
暗闇よ、例えお前が光り輝く希望だとしても
お前に意味は無いんだ。彼女が笑えないから。

一人の少女は祈った。
澄み渡る空を。
暖かな空気の訪れを。
恵みの雨を。
微笑む陽の光を。
争いなど存在せず
ゆっくりと流れる時間を。
そして小さな希望の呼び声に
世界は応えた。

人類よ、起きる時間ですよ。
外は平穏に、在るべき姿に戻りましたよ。
希望に満ち溢れた日常が待っています。
太陽が笑い、月が微笑んでいます。
皆が貴方達を待っていますよ。
さあ目覚めなさい、この時間から。
この悪夢から。

guitar solo : ケンカワ
guitar and Key solo : Mr.Sweden
guitar + Key: ケンカワ, Mr.Sweden
guitar solo : ノーザン・キラー


空へと手を伸ばす。
ボクは笑いながら君が帰って来る様に祈ってる。
大地へと手を伸ばす。
僕は未来永劫、キミが笑顔を絶やさない様にと祈る。

そして二人の指が絡まる。

暗闇よ、例えお前が救済であったとしても
お前はここに居るべきではないんだ。彼女が泣いてる。
暗闇よ、例えお前が光り輝く希望だとしても
お前に意味は無いんだ。彼女が笑えないから。

そして暗闇は消え去った。
新しい一日が始まる。
この終りのない日常に
君は居ないけれど、
僕は笑顔を絶やさずずっと待ってる。
この優しい世界で。