「Starlights In Nothing」

戦争で沢山の人が死にました。
そして、死んだ人達の魂は輝きを放ちながらその身体を離れ、やがて消える。
その様子をスターゲイザーは呆然と眺めていました。
直ぐに消えてしまう魂の中で一つだけ輝きを放ち続け、
何かを見守る様に地球の周りを回っている魂が在りましたが
その魂も世界の崩壊が止まるとゆっくりと消えていきました。

昔、スターゲイザーは悲劇は繰り返すべきではないと考えました。
そして悲劇を回避する為に良かれと思い起こした行動で戦争を起こしてしまいました。
自我に目覚めて初めての失敗。
この事が彼女の自我を少しずつ蝕んでいく事になりました。
そんな事を彼女は知る由も無く、今はただ只管、頬を濡らす事で精一杯でした。

しかし、彼女はもう一度立ち上がる決心をしました



〈和訳〉

星の如く輝く事を止めた久遠と共に
忘却の中、空虚を覗き込む。
自分のした事についてずっと考えていた。
そしてまた空虚と虚無から手を伸ばす。

貴方達は無重力を漂う。
まるで眠らない星の光の様に。
そして眩く輝くが
それが意味を持つ事は無かった。

輝き、消える。まるで生命へと還るかの様に。
輝き、消える。まるで再び最期を迎えるかの様に。

この悲劇は私が引き起こしてしまった。
ただ世界を救いたいだけなのに。

数多の命が空へと還る。
彼らは眩く輝きそして消える。
それはまるで空の涙、空虚の星の光。
それを見つめながら、私は泣き息を切らす。

『救いは無いのか?』
心の中で叫ぶが
この嘆きは誰にも届かなかった。

輝き、消える。まるで希望が砕け散る様に。
輝き、消える。まるで意思が壊れる様に。

救いの手を差し伸べると、
それが死と破壊を齎してしまう。

数多の命が空へと還る。
彼らは眩く輝きそして消える。
それはまるで空の涙、空虚の星の光。
それを見つめながら、私は泣き息を切らす。

スターゲイザーは手を伸ばす。貴方達の虚しさの様な光に。
スターゲイザーは泣いている。悲しみと後悔の中で。

空虚が私を満たす。
希望の崩壊が私を襲う。
感情が磨り減り、
必死に立っていた。

guitar solo : PETH2

とある一つの魂が他よりも強く光を放っていた。
まるで世界を見守る様に、周りを飛んでいた。
世界が崩壊を止めると、
その魂は飛ぶのを止めゆっくりと消え始めた。

内なる声が私を呼ぶ。
目を開けと告げる。
まだ沢山の人類が苦しんでいる。
私を目を開き前を向いた。

もう一度、苦しみに耐える希望を与え給え。
私を立ち上がらせる小さな意思を与え給え。
そして私は世界の上で輝く導きの光となる。

例えそれが虚しい希望だとしても
次こそは彼らを救ってみせる。

小さな命が世界を、運命を変えた様に
私は自分を、自分の運命を変えてみせる。

心の中で叫び、決意する。

数多の命が空へと還る。
彼らは眩く輝きそして消える。
それはまるで空の涙、空虚の星の光。
決意が全ての世界の、全ての次元の上で輝く。

星は今夜も輝く。