「The Glittering Days」

とある世界に一つの町が存在しました。
車が走り飛行機が飛び高層ビルが立ち並び、
それでいて電車に乗れば緑に溢れた隣町に行ける様な、
どこにでもあるありふれた町。
ここでは平穏且つ平凡な毎日が繰り返されていました。
一人の少女が走って学校へ向かっています。
今日もまた、平穏且つ平凡な一日が始まるようです。

ホームルームの開始を告げるチャイムが鳴ると同時に少女が教室に飛び込んできました。
担任の教師と遅刻だ遅刻じゃないだと言い争うのが見慣れた光景となっていました。
そしていつもの場所に座りいつもの様に授業を受け、
授業が終わればいつもの様に部活に励み家に帰る。そんな日常が当たり前になっていました。
しかし、少女は延々と繰り返される日常に疑問を抱き始めました。
何時しか彼女は日常の中で非日常を探し始めるようになりました。

非日常を探し続ける少女。
彼女のクラスに転校生がやって来ました。
もうずっと長い間続いてきた日常に現れた変化でした。
彼は挨拶もそこそこに彼女の隣の席に座りました。
彼女は自分の隣には誰か他の人が座っていた様な気がしましたが、
転校生が来たと言う日常の変化が嬉しく全く疑問に思いませんでした。
これから彼女は彼と共に新しい日常を満喫する事となります。

彼が現れて以来、彼女の日常は大きく変わりました。
毎日が新鮮な気持ちで溢れていました。
こんな気持ちになったのはこの町に来て以来かもしれません。
二人は町の中を所狭しと駆け回りました。
その日も、散策していたのですが突如、空に巨大な何かが現れました。
彼は微笑みながら少女に語りかけます。
『大丈夫。何も怖くない。』

巨大な『何か』が現れてから人々の生活は激変しました。
『何か』は空を覆い日の光もまともに差し込んできません。
そしてその『何か』は延々と世界に向かって言ってきます。
『目覚めよ』と。

世界中の人達が心を病んでいく中で彼は一人、彼女を励まし続けました。
いつ終わるか分からない現状にイライラした彼女は彼にこう言ってしまいました。
『僕はただ退屈な日常を変えたかっただけなんだ。こんなの望んでないよ。』
彼は今まで見せた事が無いような悲しそうな顔で彼女にこう問いかけます。
『君はこんなの望んでないんだね?』
彼女がそっと頷くと彼は立ち上がりこう言います。
『大丈夫だから。』
彼は振り向き走っていきました。その後、彼の姿を見る事はありませんでした




〈和訳〉

変わらない日常の中、目が覚める。
また一日が無駄になってしまう。
特に問題は無いはずだけど、
ボクの中は空っぽだ。

ずっと座り続けてる。
目に映る物は何もかも同じで
生きてる事事態が味気なく思ってしまう。
人ゴミの中で座り続けてる。
何故かは分からないけど
胸がモヤモヤする。

そんな時、突如君が現れた。そしてボクの世界を変えて行った。

新しい一日が始まるんだ!!

おはよう!
さあ行こう!
何かが変わるのなんて待ってらんないよ!
それって難しいけどとっても楽しい事だと思うんだ。
おはよう!
さあ行こう!
新しい何かを始めるんだ!
新しい人生が今始まる。

君に会いに行くその最中、
この気持ちを抑えるなんて出来ないから
ボクは駆け出した。

君と一緒だと、時間が過ぎるのなんてあっという間だ。

時間は待ってくれないよ。

楽しかった日々は
永遠に続くかと思われたがそうは行かなかった。
恐怖に満ちた日々が
突如、現れ平穏を破壊した。

guitar solo : ノーザン・キラー

崩壊の日々
なのに君は嬉しそうに笑うんだね。
崩壊の日々
ボクはこんなの望んでなんか無い

おはよう!
さあ行こう!
何かが変わるのなんて待ってらんないよ!
おはよう!
さあ行こう!
新しい何かを始めるんだ!

ボクの言う事を聞いた君は悲しそうに笑った。
すると君は此処ではない何処かへと走っていった。
暗闇が空を覆い『目覚めよ』と告げる。
日常は崩壊へと向かい、ボクはおかしくなりそうになる。